2011年9月8日木曜日

8月22日ファシリテーター型教師養成セミナー 報告

ファシリテーター型教師養成セミナー【基礎編】
子どもが主役!の授業づくり
~ファシリテーションを用いて思考力・判断力・表現力を育てる~


 
■日時:2011年8月22日(月)13:30~17:30

■場所:新潟青陵大学 6号館 6201講義室
        (新潟市中央区水道町1丁目5939番地)
■プログラム
第一部 実践者によるパネルディスカッション
「子どもが主役!の授業を目指して~ファシリテーションを授業で活かす方策~」
小学校・総合学習  …… 小林 厚司 氏(新潟市立小針小学校教諭)
中学校・国語    …… 藍澤まき子 氏(新潟市マイスター、新潟市立亀田西中学校教諭)
中学校・学級経営  …… 武者ひとみ 氏(新潟市立亀田西中学校教諭)
コメンテーター   …… 永野  修 氏(田上町立田上中学校教諭)
コーディネーター  …… 岩﨑 保之 氏(新潟青陵大学教授)

  

いよいよ、セミナーが始まります。前半は、にいがたファシリテーション授業研究会の代表小見より、「導入トーク」として、この会の設立趣旨、ファシリテーションとはなにか、今後の研究会の展望のお話がありました。
今回は、幼稚園から高校の先生、NPOや自営業の方など幅広い分野から、47名の参加がありました。




「パネルディスカッション」では、小学校と中学校より、ファシリテーションを使った実践発表が行われ、ファシリテーションをどのように授業に導入すると効果的か、実際の子どもたちの変化などが発表されました。


中学校国語での実践を発表された、亀田西中学校藍澤先生。古典「奥の細道」の読み解きにファシリテーションを用いることで、子どもたちの授業への参加意識向上や読解力向上という効果がありました。
 








後半の最初は自己紹介のゲームから。だんだんと場があったまっていきます。



いよいよ9グループに分かれグループワークに入ります。それぞれ、「子どもが主役の授業づくり」を念頭に、グループで話し合いたい内容を決め、それについてファシリテーション手法を使ったグループワークを行いました。
ファシリテーショングラフィックで、話し合いを可視化していきます。
最後は、グループでの話し合いを、全体で発表し、共有します。子どもたちの主体性や意欲を引き出すファシリテーションのよさを体感し、「本音で話せる、場づくりについて改めて考えるきっかけになった」など、グループワークを振り返っての感想がありました。

<参加者の感想>

・ファシリテータについて、少しずつわかってきました。
コミュニケーション力を育てる手立てとして有効だと思いました。できるところから取り入れたいです。
・改めて話し合うこと、話すこと、聞いてもらえることの楽しさ嬉しさを実感しました。



・様々な校種、業種の方と演習ができて良かった。肩に力をいれず、やれるところから実践していきたいです。