2011年11月29日火曜日

話し合い活動で主体的な学習姿勢を育む!

小見まいこです。


本日、新潟市立両川中学校の1年生向けの総合学習で、
ファシリテーション授業をさせていただきました。

2回目となる1年生の授業は、

「15年後の両川がこんな地域だったらいいな」がテーマ。


1回は、地域の良さ、誇りなど現状を話し合ったので、
それを活かしたらどんな地域の未来像が描けるか、
みんなでイメージを膨らませ、話し合いをしました。



2回目ということもあり、
自然な流れで「環境」「学校」「祭り」「地域の人」などという視点がでてきて、
それに沿って話し合いをしている班もありました。


先生とのふりかえりの中で、
どうしてファシリテーションを取り入れようと思ったのかをお伺いできました。




「地域学習に基づいたミュージカルなど体験するだけでなく、学びや気付きをふりかえり、来年にちゃんとつなげることをしたかった」


「娘の就職活動の際に、いろいろな企業で、話し合いやグループ討議をしたと聞き、小・中学校のときから、自らの考えを構築し、話し合いを重ねて行く経験をさせたかった」


とのことでした。


ファシリテーション導入の結果は、すぐに表れたりするものではないかもしれませんが、
今回のことをきっかけにして、
先生方が日々の授業や学校活動に取り入れていく、
日常化していくことが大切だなと改めて感じました。


最後は、個々に学びを落とすということで、
これから深めてみたい、調べてみたいテーマを出してもらいました。


多くの生徒が自分の意思で、
自らのテーマを書いていました。


自分で決めて、
自分で考えて、
自分で動いて、学んでいく。






そんな主体的な学習のベースづくりができたのかなと感じました。



2011年11月26日土曜日

両川中学校でのファシリテーション授業を実施しています。

事務局の本間です。

現在、両川中学校の全学年の総合学習で、
ファシリテーション授業をさせていただいています。


1年生は、「話し合いの楽しさや方法を学ぶ」
2年生は、「地域の誇りってなんだろう?」
3年生は、「1,2年生に残していきたい両川っ子としての誇りってなんだろう?」

など、学年によって多少テーマは違いますが、
ファシリテーションを使って、子どもたちの想いの共有や、
話し合いのスキルの向上を通じて、「表現力」を高めることを目的に実践しています。

各学年2回の授業と、12月2日には、地域の人をゲストにお招きした、
学習成果発表会のお手伝いもさせていただきます。

楽しみです。




2011年11月20日日曜日

ワークショップのご案内

ワークショップのご案内

代表の小見と事務局長の本間が大阪での講座で、参画型ワークショップの授業づくり、
総合学習ほかを研究されている
横浜国立大学の金馬国晴(きんまくにはる)先生とお会いしました。 
12月に新潟にいらっしゃるということで、
授業にワークショップを採り入れるためのポイントを、
実際にワークショップを交えてお話しくださることになりました。 
下記のように企画しましたので、情報交換も兼ねてご参加くださいませ。

■日時:12月12日(月)19:00~21:00
■場所:森の共育実修所「点塾」 
■テーマ:ファシリテーションを授業に取り入れることの意味とは
■参加費(お茶代):500円

第3回研究会のお知らせ

第3回研究会のお知らせ

「ファシリテーター型セミナー」の際のテーマであった
子どもが主体の授業をつくるには何が大切なのかを改めてみなさんと考えてみたいと企画しました。

オープンスペーステクノロジーという新しい手法を用いて、
それぞれのテーマやニーズに応じて楽しく話をする場になりますので、初めての方もお気軽にご参加ください。

■日時:12月1日(木)19:00~21:00 
■場所:青陵大学(部屋は調整中)
■テーマ:OST(オープンスペーステクノロジー)
「子どもが主体の授業をつくるためには」

課題、感じていることをテーマとして出し合い、小グループで話し合いをする。

■参加費(お茶代):500円

2011年11月18日金曜日

第二回研究会のご報告

10月26日(水)に第2回「にいがたファシリテーション授業研究会」を開催しました。

小・中・高校の教員に、指導主事、プロのファシリテーター、NPO関係者13名が参加。



内容は、高校の先生によるファシリテーションを用いた国語の授業の実践発表と

大学に出向中の中学校の先生による大学生向けに行ったワールドカフェを用いた事例紹介を
していただきました。

その後、生徒さんが書かれた模造紙をみながら、
活発な意見交換がされました。


印象に残っていることは、二つです。

・書くことは子どもにとってハードルが高く、
書くことにとらわれて話し合いが進まないなどの課題がある。
一方で、書くことで情報の可視化がなされ、話し合いが活性化していくなど…
「書く」ことの意味についての論議。

・「話し合いが活性化され、ねらいを達成するには」と工夫をこらした授業案作成や
子どもの成長を感じながらの授業運営を先生が楽しんでやっている。
その楽しさや熱が子どもたちにも伝わる…という「先生のあり方」についての論議。

笑いも生まれながら、研究会らしい真剣な話し合いや先生方のいきいきした様子を見て、
この活動の意味を改めて実感しました。


第三回は下記の通り予定しています。
詳細は追ってご連絡致します!

日時:平成23年12月1日(木)19:00〜21:00
場所:青陵大学 教室は後日連絡します。
出欠について:niigataft@gmail.comまで