にいがたファシリテーション授業研究会,学生スタッフの角野仁美です。
7月の研究会のご報告です。
今回も新潟国際情報大学から新しい方が数名来てくださり、
学校関係者、学生、ファシリテーター、行政、NPOなど様々な方が集いました。
今回は、
「学校が抱える課題を構造化する」をテーマに話し合いました。
「学校が抱える課題を構造化する」をテーマに話し合いました。
まずは、ちょっとしたアイスブレイク。
A4用紙の中心にまるを書いて、その中に
今の自分の気持ちを表情で表します。
にこにこ、つかれ顔、ねむい顔・・・
それをまわりの人に紹介し合いました。
そして、一人5枚ずつくらいのポストイットに
「教育をとりまくニュース・課題」について
考えを挙げていきました。
書き終わった人から、
「大人・子ども・社会全体・学校内部」の
4つの観点の軸を考えながら
自分のポストイットがどの位置なのかを
決めて、模造紙に貼っていきます。
その後はグループに分かれて、
ポストイットが貼られた模造紙を見ながら
自分たちがどんなテーマについて
話し合うか決め、グループ内で
教育現場の課題について、
考えや意見を掘り下げていきました。
ある程度、課題についての関係性を見つけた後は、
「じゃあどこに手を打てば、いい方向に向かうのかな?」ということを
皆で考えました。
グループワークの後は、各班の話し合いの成果や気づきを共有。
今回どのグループも、課題の一部に
SNSなどのツールによるコミュニケーションや、
いじめなどの子どもたちの関係性やつながりについて
挙げていました。
教育について、親や学校、地域のみなさんで
語り合う場が必要なんじゃないか?
人間関係の形成にはファシリテーションが使えるぞ!
言語活動、コミュニケーションがやっぱり大切!
などなど、様々な意見が飛び交い、とても濃い時間だったと思います。
立場の違う人たちが集まって、同じテーマである教育のことを考えることで
また新たな発見が生まれますね。
そして、それぞれの立場から、話し合いの内容を
現場にフィードバック出来るといいと思います。
やっぱりいろいろな人の意見を聞くことは大切ですね!
なお、今回の話し合いの成果は、
研究会で出版するテキストに要点として入れ込みたいと思っています。
研究会で出版するテキストに要点として入れ込みたいと思っています。
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■日 時:2013年7月16日(火)19:00~21:00
■場 所:新潟青陵大学 6号館6205号室
■参加者:26名
■内 容:
「学校が抱える課題を構造化する」
・導入 チェックイン
・導入 チェックイン
・教育現場の課題提起
・グループワーク
・共有と全体トーク
・ふりかえり
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