2013年8月15日木曜日

みんなが主役!ファシリテーションで学校づくり、開催しました。

 



こんにちは、にいがたファシリテーション授業研究会学生スタッフの角野仁美です。
にいがたファシリテーション授業研究会、第3回夏のファシリテーションセミナーが無事に終了致しました。
ご報告致します。
 


8月8日、新潟県立生涯学習推進センターにて
3回目となるファシリテーションセミナーを開催致しました。
50名定員のところ、スタッフを含め総勢59名の参加者にお越し頂き
会場は満員となりました。



はじめに会の説明と簡単なアイスブレイクを行った後、
第一部として
「もし、わたしが小学校の頃からファシリテーションに出会っていれば」
というプロローグを
私角野と、学生スタッフかじくんによる演劇によって担当させて頂きました。

〝ただ黒板を写すだけの授業はつまらない!″

〝今まで楽しかったり、夢中になった授業はどんな授業だっただろう?″

〝自分が主体となって行う授業は楽しいけど、実技教科以外の科目では
 

  なかなか難しいんじゃないかな~″


  

そんな疑問を二人が提案した後、
第二部の模擬授業に入りました。
「グループファシリテーションで作者の想いに迫る読解力を身につける」
というタイトルもと、藍澤まき子先生による
ファシリテーションを取り入れた国語の授業を、会場にいる参加者のみなさんが、先程のアイスブレイクでつくった各グループごとに体験しました。





はじめて国語の読みがこんなに面白いと思った!

いろんな意見があって楽しい!

会場は大いに盛り上がりました。



  
 
その後、第三部では「ファシリテーション演習」ということで
「学校現場の悩みをファシリテーションで解決」と題し、
 
それぞれが今日話し合いたいことを一人ずつ紙に記入し、
それをもとに自分と似たテーマ、化学反応が起こりそうなテーマの人を探して
4~5人でグループをつくり、グループワークを行いました。
 
 




 
≪参加者の感想≫
 
 
・今自分が行っている、取り組んでいることに対して具体的にどうしたらよいのか示唆を与えられた今回のセミナーでした。
 
・ファシリテーションがどんなものか、いまいち分からずに本会に参加したのですが、実演などを含め多くの現場の先生方のお話をきくことができ、いろいろと考えることが出来ました。
・実際にやってみて、楽しさを感じることができ、是非学校でやってみたいと思いました。

 
 
・専門以外の授業をやるという経験は貴重でした。分からない間隔があって、生徒の気持ちをリアルに感じました。大きな課題(Goal)への、できる実践(Start)の道筋をつくりたいと感じています。
 
・ファシリテーションの良さを改めて学ぶことが出来たのでよかった。みんなが主体的に一生懸命に一緒になって考えることが出来るのがすごくいいと思う。この参加型授業が、これから小中高校に広がって、生徒たちが楽しく授業を受けられるようになったら本当にいいなと強く思った。

 
 
・どの場面で授業に取り入れるかを吟味する必要があると思いました。まずは職員集団でやってみなくては…と思いました。

・ファシリテーションを取り入れて、地域の方と学校づくりについて話し合ってみたい。
 
 
 
 
 
互いの考えやあり方が交じり合い、化学変化が起きるような場でした。
参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。