2014年1月31日金曜日

1月定例会のご報告


みなさん、こんにちは。
にいがたファシリテーション授業研究会、学生スタッフの角野仁美です。

インフルエンザが流行っていますが、体調はいかがですか。
寒い日が続きますので、みなさま体調管理にはご注意下さいね。


さて、1月定例会のご報告です。



今回は、『みんなが主役!わくわくファシリテーション授業』掲載の、
中学校国語「モアイは語る」の模擬授業を体験しました。

夏のセミナーでも模擬授業をして下さり、大反響を呼んだ
亀田西中の藍澤先生の授業です。


最初に、隣の席の人と中学校時代の国語についてトークした後に、
モアイへの興味が湧くようなプレゼンテーションによる導入。

続いて、本題である説明文の並べ替えをしました。

本文の文章が、2~5行ほどのまとまりごとに
バラバラにしてある状態から、
正しい順序になるように並べ替えていきます。


この個人ワークが15分ほど。


接続詞が無い文章や、どこにでも入りそうな1行だけの疑問文。1人での作業に皆さん頭を抱えていました。

個人で十分考えた後に、4人1組のグループになって
答えを確かめ合います。
 


各グループで「これだ!」という答えを皆で考え抜いた後に、
藍澤先生の方から正解の発表がありました。

それを受けて、合っていたグループも間違っていたグループも
「なぜ間違っていたのか」「なぜ正解していたのか」

もう一度、グループの思考のプロセスを考え直しました。

 

「単語と時系列にとらわれて並べてしまったなあ」
「最初の問題提起の文に対応する順序立てを考えるべきだったんだ!」

このグループの気づきを全体でシェア。

その後、今回の授業を通しての気づきや感想を
もう一度グループ内で出し合いました。


「他人の意見を聞くと、いろいろな視点で文章を見れた」


「難しかったからこそ、他の人の意見を聞いてみたい!と思えた。簡単すぎてもダメだし、課題の設定が大事だね」

「数学の証明や三角ロジック(理科)でも使える!」


などなど、各グループから様々な気づきが挙がりました。


今回の参加者は40人!月曜の夜にこれだけの方が集うことに、ファシリテーション授業への関心が伺えます。

来月の定例会も奮ってご参加下さいね!


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■日 時:2014年1月27日(月)19:00~21:00
 
■場 所:新潟青陵大学 6号館6201号室

■参加者:40人

■内 容:テキスト体験ファシリテーション!第1弾
【中学国語「モアイは語る」】亀田西中学校 藍澤先生
 
・導入 
・個人ワーク
・グループワーク
 
・ふりかえり
 
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