にいがたファシリテーション授業研究会、学生スタッフの角野仁美です。
7月に差し掛かり、夏本番まであと少し!
夏バテにはお気を付け下さいね。
さて、7月定例会のご報告です。
7月は、異分野ファシリテーション!ということで、国際情報大学の国際交流インストラクターの皆さんに模擬授業をして頂きました。
小中学校、高校で国際理解のワークショップを展開する国際情報大学のみなさん。
この国際理解ワークショップは、学校に招くことも可能とのことです。
★国際交流インストラクターブログ
http://iuip.exblog.jp/
昨年から国際情報大学の学生と一緒に、
この研究会に足を運んで下さっている事務員の河田さん。
今回は、大学生が普段行っているワークショップを体験することで
ファシリテーションの新たな良さや可能性を発見する場となりました!
まずは、大学生のスタッフ紹介。
その後、司会のだいちゃんより
「今日行うワークショップは、各自の異文化理解への考えや思いを表現して頂きながら、最終的には、文化的習慣やアイデンティティに対して公共空間ではどのように対応していくべきなのか、皆さんと一緒に考えていければいいなあと思っています。」と
今回のワークショップのねらいの説明がありました!
次に、あらかじめクジで分かれていたグループごとに
アイスブレイク。
アイスブレイク。
A4用紙を使っての自己紹介や、グループで数を数えるゲームなどをしました。
このゲームは、いろんな国の言語で遊ぶことが出来るのとのこと♪
そして、ワーク①「温度計~あなたは何度?~」。
さまざまな国際理解に関する質問に対して、教室の横幅の長さを温度計に見立てて
自分の気持ちや意見を表現し、可視化していきます。
そして、それぞれの温度の位置に立つ人の意見を、全体で共有していきます。
改めて体を動かしながら自分の思いを表現したり、その場で他の方の意見を聞くことによって
自分を違う面から見れた気がしました。
次にワーク②として、7分ほどのミニ映像を観ました。
宗教のちがい等について取り上げられている作品です。
それをもとに、グループごとにこの映像の中で何が論点なのか、
思ったことなどを話し合いました。
その後、各グループの意見を全体発表。
個人のアイデンティティや差別など様々な事柄について、
教師という立場からの意見、教育的な視点からの指摘もたくさん挙がりました。
次に、学生によるこの映像をもとにしたミニ講義。
国際的な問題に関する知識を学びました。
それを踏まえて、最後にファイナルワーク。
「文化的習慣や個人のアイデンティティが公共空間でどこまで認められるか?」
という問いに対して、グループ内で話し合い、
その後各グループで出た意見を全体でシェアしました。
最後に、国際情報大学の皆さんの”まとめ”で
ワークショップが終了。
その後、これまでのワークショップを通しての感想や、
ファシリテーションについて新たに感じたこと、
今回のワークショップについてのアドバイスなど、
ざっくばらんにグループ内で交流しました!
「普段あまり考えないことを、ファシリテーションを使った場で皆で
考えていくことが面白かった!」
「皆さんが肯定的な場を作ってくださっていたおかげで
とても楽しくワークショップが出来ました。」という声も!
答えが無く、手探りで答えを生み出していかなくてはならない
問いであったり、グレーでかつナイーブな問いに対して、
ファシリテーションの場はとても有効的なのではないかと
改めて感じました。
同世代の国際情報大学の皆さんの、
堂々たるファシリテーターっぷりに刺激を受け、
私ももっとファシリテーションを学んでいきたいと思いました!
国際情報大学の学生の皆さん、ありがとうございました!!!
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■日 時:2014年7月14日(月)19:00~21:00
■場 所:新潟青陵大学 6号館6201号室
■参加者:31人
■内 容:「国際理解ワークショップを体験しよう ~大学生の姿から学ぶファシリテーション~」
ゲスト:国際情報大学 国際インストラクターのみなさん
*国際理解ワークショップ
・イントロダクション
・アイスブレイク
・ワーク1
・ワーク2
・ミニ講義
・ファイナルワーク
・まとめ
*感想シェア
・ふりかえり
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