にいがたファシリテーション授業研究会、学生スタッフの角野仁美です。
時々、春の匂いが漂ってきたかと思えば
まだまだ冷え込みが厳しいこの季節。
皆さま、体調にはお気を付けくださいね。
さて、2月の定例会のご報告です。
2月のテーマは、「20分ファシリテーションを体験しよう!~理科編~」ということで、
新潟市立白新中学校から山内伸二先生をゲストにお迎えし、
理科の模擬授業をしていただきました。
(新潟県中学校教育研究会 HP)
山内先生が、「新潟県中学校教育研究会」の事務局をされているということもあり、
今回の模擬授業の指導案や、配布ワークシート、レジュメ等を
「新潟県中学校教育研究会」のHPに載せていただきました!
授業の詳しい内容や、ファシリテーションとの関連等については
是非、こちらをご覧になってみて下さいね。
簡単なチェックインの後、山内先生の方から、
「理科の模擬授業を通して、FTの基本となる枠組み
(拡散と収束、論理的・批判的思考、問題解決と仮説実験授業)
との関係を考え、授業にFTを活かすイメージを持つ」ことが、
今回の目的だということと、
今回使用した「理由づけチャート」の説明をして頂きました。
さっそく模擬授業!
ここは理科室かと錯覚するほど、導入も本格的でした!
エタノールが入った袋ににお湯をかけています。
まずは個人で、根拠シールを使いながら
理由づけチャートを基に、仮説を立てていきます。
そして、グループ内で反論や意見を出し合います。
本来の授業ではその後、
ワールドカフェ風にグループを変え、反論や付け足しをどんどん
ホワイトボードに書き込んでいくようです。
グループでの作業と、全体での作業の
メリハリがつけられた模擬授業でした。
その後、全体で模擬授業を振り返ります。
①拡散と収束、フレームワーク
②論理的思考と批判的思考
③問題解決と仮説実験授業
この三つの観点を、21世紀型学力と照らし合わせた
山内先生からの解説があり、
参加者の皆さんから質問も多く挙げられていました。
その後、グループに戻って
今回の模擬授業から得た学び、生かしていきたい事等を
話し合いました。
最後に、全体で感想共有。
今回、初めて研究会に参加して下さった方からは、
・全然知らない人と交流できてよかった。議論をふかめていく面白さを味わえた。
・模擬授業でファシリテーションを試みたけれど、上手くできていないことが今日わかった。
・模擬授業でファシリテーションを試みたけれど、上手くできていないことが今日わかった。
今後もこの研究会に参加して学んで行きたい。
などの声を頂きました!
ファシリテーションの新たな可能性を感じられたと共に、
新たな発見や気づきの多い、実りある時間でした。
山内先生、ありがとうございました!!
来月もお楽しみに!(^^)
■日 時:2015年2月9日(月)19:00~21:00
■場 所:新潟青陵大学 6号館6201号室
■参加者:30人
■内 容:
「20分ファシリテーションを体験しよう!~理科編~」
ゲスト 新潟市立白新中学校 山内伸二先生
ゲスト 新潟市立白新中学校 山内伸二先生
・チェックイン
・プレゼン
・模擬授業
・ふりかえり
・模擬授業
・ふりかえり
・感想シェア(グループごと・全体)
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