にいがたファシリテーション授業研究会、学生スタッフの角野仁美です。
9月に入り、ひんやりとした空気が秋の訪れを感じさせますね。
さて、大変遅くなりましたが7月定例会のご報告です。
7月のテーマは、「ファシリテーション授業の指導案を検討してみよう」
ということで、
新潟県中学校教育研究会 事務局長(新潟市立白新中学校)の山内伸二先生をお招きして、
みんなでファシリテーションを取り入れた授業のプログラムづくりに挑戦しました。
まずは、チェックイン。
となりの人と「GOOD&NEW」を共有します。
ちょっとほっこりしたところで、
山内先生から、授業構想の検討のご提案がありました。
山内先生ご自身も「授業構想をどのように検討したらよいのか、
悩んでいるのでみなさんに意見をいただきたい」とおっしゃっていて
ファシリテーションや学び合う授業づくりをどのように広げていくか
授業案の検討を通して、みんなで考えていきました。
まずは個人ワークとして、
教員や、教師を目指す学生などは、担当教科ごとに分かれて授業案を作成。
その他NPOなど様々なお立場の方や学生は、授業案ではなく自分自身が関わる事業の
プログラムデザインに取り組みました。
その後、グループごとに分かれて授業案やプログラムの検討会。
どのようにブラッシュアップしていくのか、みんなで知恵を出し合いました。
その後、LKPTという枠組みを使って振り返り。(Lはlearning=学び、Kはkeep=良かったこと、Pはplobrem=よくなかったこと、Tはtry=次に活かしていくこと)
その後、振り返りをグループごとに共有し、全体で感想共有をしました。
「拡散させるタイミングや、取り入れる題材について、もっと深めていきたいな」
学生「普段、模擬授業や授業案の検討の授業はシナリオ通りだったので、こうやっていろんな方の
意見を聞きながらの検討は楽しかったし、とても勉強になりました」
山内先生は、「手だてや授業の内容に重点を置きがちでしたが、それ以前の授業を組み立てるための”背景”や、子どもたちの”あるべき姿”の部分をみんなで話し合って、煮詰めていくことが大切なのだと改めて思いました」とおっしゃっていました。
私も、「ファシリテーション」という考え方や手法を活かす・支えるプログラムデザインについて
もっとみんなで深めていきたい!と改めて感じました。
これからもみんなで学び合う場を研究会でつくっていきましょう!
■日 時:2015年7月21日(火)19:00~21:00
■場 所:新潟青陵大学 6202
■参加者:36人
・アイスブレイク
・山内先生のお話
・個人ワーク
・グループワーク
・ふりかえり・まとめ
・感想共有
・個人ワーク
・グループワーク
・ふりかえり・まとめ
・感想共有
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