2017年4月13日木曜日

3月定例会のご報告

みなさん、こんにちは。
にいがたファシリテーション授業研究会、事務局の角野仁美です。

新年度がスタートしましたね。
私もこの春大学を卒業し、4月から社会人となりました。
大学4年間、本研究会に関わらせていただく中で、
皆さまと一緒にファシリテーションや、1人ひとりが主役の授業づくりについて、
多くのことを学ばせていただきました。本当にありがとうございました。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!

さて、大変遅くなりましたが3月定例会のご報告です。

3月のテーマは、「アクティブブックダイアログ(ABD)を体験しよう」。
ABDという手法を用いて、『対話する力 ファシリテーター23の問い』(共著:中野民夫・堀公俊)という本を、みんなで読み味わいました。

アクティブ・ブック・ダイアログ(以下、ABD)とは、
1冊の本を分担してみんなで読み、それぞれが内容を要約し、プレゼン形式で発表。
短時間で1冊の本を理解します。そこから生まれたパワフルな問いでダイアログをすることで、本から読み取るものの違いを発見したり、新たな見方や考え方に気づくなど本からの学びを深める手法です。

詳細は、こちらの2017年4月よりオープンしたHPとFacebookページを是非ご覧いただきたいです。こちらから、ABDマニュアルのダウンロードが可能です!
【参考】
・HP「超参加型読書法ABD公式サイト」:http://www.abd-abd.com/
・Facebookページ「アクティブ・ブック・ダイアログを楽しもう」:https://www.facebook.com/activebookdialogue/?fref=ts


今回は、この京都発祥のダイアログの手法をみんなで体験しながら、ファシリテーションやダイアログについて改めて学び深めました。






チェックインとABDの説明が終わったら、さっそくチャレンジ!
自分の担当する章を決め、45分で1章分を読み進め、KPとしてまとめます。




みなさん、物凄い集中力でした・・・!

まとめが終わったら、自分の担当した章を2分でプレゼンします。



今回は、時間が足りなくてその後のダイアログまで進めなかったのですが、
参加者の方からは、

・本の内容を「誰かの言葉」で入れる気持ち良さを感じた。
・ダイアログやりたかった!本の内容を共有してから、それに基づいたテーマを生み出すというのがとても興味深い。
・少人数だったけど来てよかった!濃い時間でした。ABDを自分の授業実践に早速取り入れたい。

という感想をいただきました。



個人的には、インプットとアウトプットを短時間で行う楽しさや、
それぞれの言葉が尊重されながら重なっていくことで、
1人で読書するよりも何倍も味わい深い学びが得られるなあと感じました。

今後も、ABDの実践の場をつくっていけたらなと思っています。
みなさんも是非、チャレンジしてみてください!^^



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<3月わくドキワークショップ>

日時:2017年3月1日(水)
場所:新潟青陵大学 4号間 4110講義室
参加者:7名
内容:
・イントロダクション
・ABDについての説明
・チェックイン
・ABDの実践
・ふりかえり

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